【こどもの年齢別】クリスマスシーズンの読み聞かせにおすすめ絵本
絵本は心の栄養。クリスマスにちなんだ絵本でこどもの想像力を刺激しよう
今年もクリスマスシーズンとなり、街のイルミネーションを見ていると大人でも気分が上がってきますね。家の中でも飾り付けをしてクリスマス気分が盛り上がっていくなか、絵本でもクリスマス気分を感じられるものです。
毎年この時期にはクリスマスの絵本を買い足しているご家庭もあるのではないでしょうか。サンタクロースの話を聞く時の子どもの目は本当にキラキラしていますよね。
そこでの子どもたちが大好きなクリスマスにぴったりの絵本を、年齢別にご紹介します!
1.2歳にはこれ!
■アンパンマンのサンタクロース(やなせ たかし/作・絵)
まずは鉄板のアンパンマンでスタート。
1981年発行の絵本ですが、アンパンマンの性格がアニメと違っています。
雪山でひどいしもやけになってしまったクマのサンタクロースの代わりにプレゼントを配るアンパンマンですが、調子にのって配るうちにプレゼントが足りなくなります。顔の表情もアニメのアンパンマンとは少し雰囲気が違います。親子でぜひ読んでいただきたい1冊です。
■リサとガスパールのクリスマス(アン・グッドマン/文 ゲオルグ・ハレンスレーベン/絵 石津ちひろ/訳)
先生にあげるクリスマスプレゼントを作るリサたち。一生懸命クリスマスプレゼントを準備しているのに、勝手にシャワーカーテンを切ったり、洗濯で縮ませたり。やる気は褒めてあげたいですが、実際に我が子にやられたら親としては大激怒ですね。失敗してもめげない姿勢には拍手です。短いお話なので、「もう一回!」のコールは覚悟してください。
3歳には楽しいお話を!
■ぐりとぐらのおきゃくさま(中川李枝子/作 山脇百合子/絵)
ご自身も子どもの時に読んだことのあるママ・パパも多いのではないでしょうか。森の中で見つけた足跡を追っていくと、自分たちの家に到着。あちこちに残されたマントや靴下の形跡を見ながら、ひょっとしてサンタクロースかな!?とわくわくします。ぐりぐらシリーズは、温かい気持ちになる良書が多いですね。我が子にも是非語り継ぎたい一冊です。
■100にんのサンタクロース(谷口智則/作・絵)
2013年発行の絵本です。クリスマスに向けてサンタたちが準備している様子や、プレゼントを配り終えた後のサンタたちのクリスマスパーティーの様子を垣間見ることができます。サンタ100人の名前と絵がずらっと並んだ巻末は、見ているだけで楽しくなりますよ!お気に入りのサンタクロースは誰かなんて、お子さんと一緒に盛り上がる絵本です。
4.5歳には新しい発見を!
■あのね、サンタの国ではね・・・(松本智年・一色恭子/原案 嘉納純子/文 黒井健/絵)
サンタの国の1年間を、月別に紹介している絵本です。1月にはサンタたちの新年会、3月にはおもちゃの実がなる畑で水やりをしたり、4月にはトナカイ学校の入学式。クリスマスシーズン以外に読んでも「今頃サンタさんは〇〇してるね!」と、楽しめる年間を通して読める絵本です。7月には気球に乗って、空からよいこをさがしているそうですよ。
■クリスマスわくわくサンタの日!(ますだゆうこ/作 たちもとみちこ/絵)
クリスマスを心待ちにしているレミは、毎日サンタクロースに手紙を書いていました。ある日、トントゥというサンタのお手伝いをしている妖精がやってきて、夜の街へ出かけると不思議なことが起こり・・・。
お話の途中にアドベントカレンダーやジンジャークッキーの作り方が載っていたり、世界のサンタクロースの違いも紹介しています。日本のクリスマスだけではなく、世界のクリスマスの知識がぐっと深まります。ママやパパにもおすすめしたい一冊です。
6歳にはぐーんと長いお話を!
■フェリックスの手紙4 サンタクロースとクリスマス旅行(アネッテ・ランゲン/話 コンスタンツァ・ドロープ/絵 栗栖カイ/訳)
世界中を旅するうさぎのぬいぐるみが、旅先から各地のクリスマスを紹介する手紙を送ってくれます。ぬいぐるみが動き出すなんて、子供にとってはわくわくしますよね!絵本の中に、封筒と手紙が入っている仕掛けが子どもたちにとってより楽しめるようです。少し長い絵本なので、毎日少しずつ読み進めるのがオススメです。
絵本の読み聞かせをしているご家庭だけでなく、親子で絵本を楽しむきっかけがクリスマスというのも素敵なことだと思います。寝る前やくつろぎの時間に、この時期ならではのぴったりな一冊が見つかりますように。
rimos
小学生と保育園児の姉妹育児中のママ。金曜夜のビールが大好物。仕事も家事も時短命。