大掃除を家族のイベントに!子どもと一緒に楽しく掃除するコツ
年末が近づくと「また大掃除の時期がきた…」と気が重くなっていませんか。いつもママひとりで大掃除をしているという方、今年は大掃除を家族のイベントにしませんか。大掃除を子どもと一緒におこなうとさまざまなメリットがあります。この記事では、大掃除を皆んなで楽しむコツをご紹介します。
子どもと一緒に大掃除する5つのメリット
メリット1|親子でコミュニケーションがとれる
近年は共働き家庭が増えており、低年齢のうちから保育園や幼稚園などに子どもを預けることも多くなっています。子どものお迎え後は、夕食の準備やお風呂、翌日の支度などで忙しく、また仕事の疲れもあって、子どもとしっかり向き合う時間がとれていないと感じるママやパパも多いのではないでしょうか。
子どもと一緒に大掃除をすることで会話が増え、子どもの意外な一面を発見するなど、新たな気付きもあるかもしれません。
メリット2|掃除のやり方が身につく
保育園などで掃除のやり方を教えてもらうこともありますが、大掃除を子どもに掃除のやり方を教えるきっかけにしてみませんか。雑巾の絞り方や拭き掃除の仕方、ほうきやちりとりの使い方など、年齢に合わせてできる掃除のやり方を覚えてもらいましょう。
メリット3|子どもに掃除の大変さを分かってもらえる
子どもと一緒に大掃除をすることで、汚い状態からきれいな状態へと変わる様子を一緒に見ることができます。それと同時に、きれいにすることがどれくらい大変か、身をもって感じてもらえます。
普段はなかなか掃除をしないお子さんも、いつも掃除をしているママやパパの大変さが分かると、日頃のお手伝いにつながるかもしれません。
メリット4|子どもに自信がつく
掃除は、自分が頑張ったことできれいになったという成果をすぐに実感できます。できることが増えると子どもの自信にもつながります。
家がきれいになると、子どもだけでなくママやパパも助かりますよね。周囲の人から感謝され、誰かのために頑張る、その価値を実感できる面もあります。
メリット5|ママやパパも大掃除を楽しめる!
たとえば、ママひとりで家中を大掃除するのは大変ですよね。いつもひとりだと楽しい作業とはとても言えないでしょう。面倒くさい、やりたくないといったマイナスなイメージの掃除も、考え方を変えて子どもと一緒に家族で楽しむイベントにすれば、ママやパパも楽しめます。
次にご紹介するコツを参考に、楽しく大掃除をしてみませんか。
子どもと一緒に大掃除を楽しむコツ
子ども専用の掃除グッズをそろえる
子どもでも持ちやすいサイズのほうきやちりとり、子ども用エプロンなど、子ども専用の掃除グッズをそろえてみましょう。子どもが好きな色のスポンジや、キャラクターデザインのモップなどを取り入れると、子どものやる気もアップしますよ。
大掃除の前に、100円ショップやホームセンターなどでお掃除グッズを一緒に選ぶのも良いですね。
大掃除リストで達成感
大掃除をする箇所をリスト化して、終わったらチェックしていくと達成感を味わえます。リストがあると、次に掃除する場所や掃除が終わった箇所を家族で共有できるのもメリットです。
子ども専用のリストを作ると、子ども自身の役割が分かりやすくなります。年齢によっては掃除できた箇所にシールを貼るスタイルにしたり、文字が読めるなら、ひらがなやカタカナで書いたリストを渡し自分で確認・チェックさせる方法も。上の子には下の子よりも少し難しいな内容を含めると、上の子のやる気アップにつながることもあります。どんな掃除が必要なのか、細かく書いてあげるとより分かりやすいでしょう。
ゲームの要素を取り入れる
汚れた箇所を誰が1番多く見つけられるか、誰の雑巾が1番真っ黒になったか、誰が早くできるかなど、競争やゲームの要素を取り入れます。子どもが飽きてしまわないように、タイマーをセットするなどして短時間で区切るのもポイントです。勝った人がもらえるお菓子など、ごほうびをいくつか用意しておくのも良いです。
動画や音楽を活用する
掃除に関する動画や音楽で気分を盛り上げるのもひとつの方法です。掃除中に好きな音楽をかけるなど、楽しく掃除ができるように演出します。低年齢のお子さんなら、掃除がテーマの動画を使って掃除をする大切さや、掃除をするとどんな良いことがあるのかを伝えてみると、やる気アップが期待できます。
おそうじ本舗が指導・監修をしている「キッズおそうじチャレンジ」の動画では、雑巾の絞り方などの掃除のやり方を分かりやすく動画で解説しています。掃除のやり方を子どもに伝える際に活用してみてはいかがでしょうか。
子どもが掃除する様子を動画で撮る
子どもが大掃除のお手伝いをする様子を動画におさめておけば、家族の思い出や成長の記録として残せます。撮影されるのが好きな子どもであれば、より一層掃除を頑張ってくれるかもしれませんね。ママもしくはパパが大掃除のときに不在の場合は、子どもが頑張る様子を動画で共有できます。
できたことに着目する
掃除のやり方を教えたからといって、すぐに上手にできるとは限りません。まずは年齢に合わせて、難易度が低いものから始めてみましょう。窓拭きは、低年齢のお子さんでも取り組みやすい掃除のひとつ。高いところは大人、低いところは子どもが担当したり、子どもが水拭きした後に大人が乾拭きしたりと、役割分担するのもよいですね。
お子さんが失敗したとしても、怒らないように気を付けましょう。できないことを責めるよりも、できたことに着目して褒めてあげることが、子どもと一緒に楽しく掃除するコツです。
家族のイベントにして大掃除を楽しもう
子どもと一緒に大掃除をすることで、子ども自身や大人にもさまざまなメリットがあります。子どもの成長や親子のコミュニケーションに、大掃除を活用してみてはいかがでしょうか。
億劫になりがちな年末の大掃除も、工夫次第では家族の楽しいイベントになります。今回ご紹介した方法も参考に楽しく大掃除をして、気持ち良く新年を迎えられると良いですね。
ハナミ
2人姉妹の子育て奮闘中。家事や育児の傍ら在宅ワークに励んでいます。ネットショッピング&スイーツが大好き。